「今年も採用に500万円以上使ったのに、全然人が集まらなかった…」
介護施設の経営者として、こんな悩みを抱えていませんか?
採用に予算をかけているのに、なぜか応募が来ない。
面接まで進んでも、内定辞退される。
採用できても、すぐに辞めてしまう。
実は、お金をかける「場所」を間違えているだけかもしれません。
本記事では、採用費用を使っているのに成果が出ない施設の共通点と、
予算配分を変えるだけで応募が増える方法を解説します。
予算をかけているのに人が来ない3つの理由
「広告」に偏りすぎている
多くの施設が、採用予算のほとんどを求人広告に使っています。
Indeed、ジョブメドレー、マイナビ介護。
複数の媒体に掲載して、月に何十万円も払う。
でも、応募はゼロか1件あるかないか。
なぜでしょうか?
求人広告は「露出」はできても、
「魅力」は伝えられないからです。
求人サイトには、同じような条件の施設がズラッと並んでいます。
給与、勤務時間、休日。
どこも似たような内容で、差別化できません。
求職者は流し読みして、「ここもか…」とスクロールしていくだけ。
広告費をかけても、心を動かせなければ応募には繋がりません。
「見せ方」にお金をかけていない
採用サイトはありますか?
10年前から更新されていないホームページではありませんか?
求職者は求人広告を見た後、必ずあなたの施設を検索します。
「〇〇苑 評判」「〇〇苑 働きやすさ」
「〇〇苑 雰囲気」
このとき、情報がなかったり、古かったりすると…
「ここ、本当に大丈夫かな?」
不安になって、応募をやめてしまうんです。
広告にお金をかけても、
受け皿となる採用サイトが貧弱なら、応募は増えません。
穴の開いたバケツに水を注いでいるようなものです。
「採用後」への投資がゼロ
採用した人が1年以内に辞めたら、また採用コストがかかります。
でも、多くの施設は「採用すること」にお金をかけても、
「定着させること」には投資しません。
- 新人研修の仕組みがない
- フォロー体制が不十分
- 相談しにくい雰囲気
これでは、せっかく採用してもすぐに辞めてしまいます。
採用費用を「無駄撃ち」しているのと同じです。
お金をかけても人が来ない施設の共通点

ここまでの話をまとめると、応募が来ない施設には共通点があります。
予算の大半を「広告費」に使っている
採用予算のうち、8割以上を求人広告に使う。
でも、応募数は月1〜2件。
費用対効果が悪すぎるのに、
「他に方法がない」と思い込んでいます。
採用サイトがないor更新されていない
求人広告からの流入はあるのに、採用サイトで離脱している。
- 施設の写真が古い
- スタッフの声がない
- 動画コンテンツがない
- スマホで見づらい など
これでは、求職者の心は掴めません。
採用後のフォローにコストをかけていない
採用したら終わり、という考え方。
- 入社後の研修プログラムがない
- メンター制度がない
- 定期的な面談がない
だから早期離職が起きて、また採用活動をやり直す。
負のループに陥っているんです。
予算配分を変えるだけで応募は増える

では、どう予算を使えばいいのか?
「広告」から「仕組み」へ予算をシフトさせる
具体的に見ていきましょう。
採用サイトに投資する
まず、自社の採用サイトを作りましょう。
初期費用はかかりますが、一度作れば長く使えます。
採用サイトで伝えるべきこと
- 施設の理念や大切にしていること
- 実際に働くスタッフの声(写真付き)
- 1日の業務の流れ(動画があるとベター)
- 職場の雰囲気が伝わる写真
- よくある質問への回答
こうした情報が、求職者の不安を解消します。
求人広告に毎月何十万円も払い続けるより、
採用サイトに投資する方が長期的にはコスパが良いんです。
広告費は「最小限」に抑える
求人広告は、完全にゼロにする必要はありません。
でも、複数の媒体に大金をかける必要もありません。
効果的な広告戦略の一例
広告費を抑えつつ効果を出すには、
複数の媒体に分散投資する方法があります。
- Indeedの有料枠を活用
- Googleリスティング広告で検索ニーズを捉える
- SNS広告で施設の雰囲気を伝える など
合計で月10万円程度に抑えることも可能です。
残りの予算を採用サイトやフォロー体制に回すことで、
長期的な採用力強化に繋がります。
「採用後フォロー」に予算を割く
採用した人が定着すれば、また採用コストをかける必要はありません。
フォロー体制への投資の考え方
- メンター制度の構築
- 定期面談の仕組み化
- オンボーディング資料の整備
こうした「見えない投資」が長期的には採用コストを下げます。
早期離職が減れば、採用活動の頻度も減り、
結果的に費用削減に繋がるんです。
予算配分を変えた施設の変化

従来型の予算配分
- 求人広告費に大半を投資
- 採用サイトなし
- フォロー体制なし
結果:応募数は少なく、離職率も高い
改善後の予算配分
- 採用サイト制作に初期投資
- 求人広告費は必要最小限に
- フォロー体制を構築
- SNS運用も開始
結果:応募数が増え、定着率も向上
予算総額を変えなくても、配分を変えるだけで成果は変わります。
何が変わったのか?
お金をかける「場所」を変えただけです。
今すぐできる予算見直しチェックリスト

あなたの施設の予算配分を見直してみましょう。
広告費が全体の7割を超えていないか?
もし超えているなら、配分を見直しましょう。
広告費は全体の3〜4割で十分です。
採用サイトはあるか? 更新されているか?
ない、または3年以上更新していないなら、
リニューアルを検討しましょう。
採用後のフォロー体制に予算を割いているか?
ゼロなら、まずは少額でも投資してみましょう。
メンター制度や面談の仕組み化から始められます。
効果測定をしているか?
どの媒体から応募が来ているか、把握していますか?
データを取らずに広告を出し続けるのは、お金の無駄遣いです。
SNSを活用しているか?
InstagramやXで施設の日常を発信するだけで、認知度は上がります。
無料でできる施策なのに、やっていない施設が多すぎます。
お金をかける「場所」を変えよう

採用にお金をかけても人が来ない理由。
それは、予算をかける「場所」が間違っているからです。
今年こそ予算の使い方を変えてみましょう。
採用は「お金をかければいい」というものではありません。
正しい場所に、正しい金額を投資する。
それが、これからの時代の採用戦略なんです。
まずは今年の採用予算を見直すことから、始めてみませんか?


